MTG地獄篇

2015年1月19日 TCG全般
WotCの門  - 「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」の銘が記されている。

マジック川 - 冥府の渡し守マローがTCGプレイヤーを櫂で追いやり、舟に乗せて地獄へと連行していく。

第一圏 辺獄(カジュアル) - DCIナンバーを受けなかった者が、呵責こそないが希望もないまま永遠に時を過ごす。

第二圏 愛欲者(スタンダード)の地獄 - MTGに溺れた者が、荒れ狂う暴風に吹き流される。

第三圏 貪食者(リミテッド)の地獄 - Box買いの罪を犯した者が、パック運に引き裂かれて泥濘にのたうち回る。

第四圏 貪欲者(モダン)の地獄 - ブロック落ちと浪費の悪徳を積んだ者が、高いデッキを回しつつ互いに罵る。

第五圏 憤怒者(レガシー)の地獄 - 怒りにカードの価値を忘れた者が、血の色をした校庭の沼で互いに責め苛む。

ヴィンテージの市 - 堕落したヴィンテージプレイヤーが容れられる、永劫の炎に赤熱した環状の城塞。ここより下の地獄圏はこの内部にある。

第六圏 異端者(ヴィンテージ)の地獄 - あらゆる国のヴィンテージプレイヤーが、墓掘りの檻の棺桶に葬られている。

第七圏 Foilの地獄 - Foilに対して金をふるった者が、収集の種類に応じて振り分けられる。

    ・第一の環 Foilに対する暴力 - とりあえずFoilの為に財産を損なった者が、煮えたぎるファイレクシアの油に漬けられる。
    ・第二の環 プロモに対する暴力 - ジャッジ褒賞の森。Force of Will等の高額プロモに手を出した者が、奇怪な樹木と化し悪意の大梟に葉を啄ばまれる。
    ・第三の環 言語に対する暴力 - 他言語を選んだ者、主に露語に、石の雨が降りかかる。

第八圏 悪意者(黒枠)の地獄 - 黒枠かを推し進めた者が、それぞれ三の「マーレボルジェ」(悪の嚢)に振り分けられる。

    ・第一の嚢 謀略者(黒枠化) - 購入可能な範囲をもって黒枠化を行った者が、わが身を稲妻に包まれて苦悶する。
    ・第二の嚢 離間者(鑑定) - PSA・BGSの鑑定でNM以上で無いと購入しない者が、体を裂き切られ内臓を露出する。
    ・第三の嚢 詐欺師(言語) - 上記に加え、伊、独、露語など様々な言語を求めた者が、悪疫にかかって苦しむ。

第九圏 裏切者(黒枠Foil)の地獄 - 氷地獄。同心の四円に区切られ、最も重い罪、黒枠Foil化を行った者が永遠に氷漬けとなっている。黒枠Foil者は首まで氷に漬かり、涙も凍る寒さに歯を鳴らす。

    ・第一の円 カイーナ Caina - 白枠に対する裏切者 (旧約聖書の『創世記』で弟アベルを殺したカインに由来する)
    ・第二の円 アンテノーラ Antenora - nonFoilに対する裏切者 (トロイア戦争でトロイアを裏切ったとされるアンテノールに由来する)
    ・第三の円 トロメーア Ptolomea - 言語に対する裏切者 (旧約聖書外典『マカバイ記』上16:11-17に登場し、シモン・マカバイとその息子たちを祝宴に招いて殺害したエリコの長官アブボスの子プトレマイオスの名に由来するか)
    第四の円 ジュデッカ Judecca - 状態に対する裏切者 (イエス・キリストを裏切ったイスカリオテのユダに由来する)

MTGの中心のさらに中心、TCGの重力がすべて向かうところには、神(Richard Garfield)に叛逆した人間のなれの果てであるMTGプレイヤーが氷の中に永遠に幽閉されている。かつて光輝はなはだしく最も美しいプレイヤーであったが、今は醜悪な三面の顔を持った姿となり、半身をコキュートスの氷の中に埋めていた。プレイヤーは、サマーマジック・エドガー、裏切り者の都・適者生存などのテストFoil、Richard Garfield氏の記念カード(Proposal、Splendid Genesis、Fraternal Exaltation)の三種をそれぞれの口で噛み締めていた。

引用元 Wikipedia

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